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ヒッチメンバー基礎講座

取り付け事例:MINI クーパー クラブマン/ワゴン

写真と解説文は著名ジャーナリスト渡部竜生氏

『ヒッチメンバーの取り付けなんてどこでやっても一緒だろう』

本当にそうでしょうか? 答えはNOです。

最近の車は軽量化のために樹脂パネルを使うことが多く、しかも1つのピースがどんどん大型化しています。パネルの固定の仕方も複雑化しているため、分解したり取り付けたりには細心の注意が必要です。
灯火類(ウィンカーやライト類)はLEDが使われることが多く、ウインカーの点滅も単純なリレー制御からマイコン制御になりつつあります。そのため、従来のようにただ配線を分岐しただけでは、警告等の誤動作が起きてしまいます。
つまり、正しいヒッチメンバーの取り付けにはボディ周りと電気系についての十分な知識と豊富なノウハウが必要なのです。

先日、当社で取り付けした例をご覧いただきましょう。

取り付けた車両:2011年式ミニ クラブマン
取り付けた商品:WITTER(英国製)

STEP.1 車両チェック

取り付けマニュアルだけではわからない、車両の細かな部分まで、慎重にチェックします。

STEP.2 パーツの養生(保護)

万が一にも大切な車に傷が付くことのないよう、パーツを保護します。

取り付け事例

STEP.1 車両チェックの様子

取り付け事例

STEP.2 パーツの養生(保護)の様子

STEP.3 パーツを取り外す

隠れたビスやファスナーを丁寧に確認しながら一つひとつ外していきます。
気温が低い時期には樹脂パーツが割れやすくなるため、温めながらの作業となります。

取り付け事例 取り付け事例

STEP.4 加工

場合によっては部品の加工が必要な場合もあります。
ミニ・クラブマンの場合、マニュアルにも指示されていた通り、マフラー遮熱材の一部に加工が必要でした。

STEP.5 取り付け

ヒッチ本体を取り付けます。ボルトも穴はピッタリで、作業を見学されていたオーナー様も「精度が高い!」と感心されていました。

取り付け事例

STEP.4 加工の様子

取り付け事例

STEP.5 取り付けの様子

STEP.6 電気配線

実は一番大変なのが電気配線です。
テールランプから単純に配線を分岐するだけでは、球切れ警告灯が誤作動してしまいます。
そこで、専用のリレーユニットを組み込むのですが、そのためには、フロントのバッテリーからリアまで配線する必要があります。
目立たなように内張りを剥がし、万が一にもショートなど起こさないよう、保護材を使用しながらの慎重な作業です。

取り付け事例 取り付け事例

←当社一押しの
WITTER社製の「12V誤作動防止リレーキット」

(US7P・EU7Pソケツト含む)販売価格\21,000(税込)
万能型のこの商品は車種を問わず、取り付け可能です!

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GOAL! 完成!!

パネルを元通りに戻し、配線のチェックをして完成です。
スワンネック取り外し式のヒッチなので、外してしまえば外見上はまったくわかりません。

取り付け事例 取り付け事例

補足

今回のケースでは、ヒッチの取り付けに約1時間、電気系の処理に約2時間かかりました。数多くの事例をこなしている弊社でも、この程度の時間は最低限必要です。上記は一例に過ぎませんが、対象となる車両を見極め、それぞれの状態を吟味して慎重に作業を進めていることがおわかりいただけると思います。『ヒッチメンバーの取付なんて何処でやっても一緒』ではないことが、ご理解いただければ幸いです。

車種 年式 パーツNo 価格(税込) 最大けん引重量
MINI クパー クラブマン(型式:CBA-ZF16) 脱着式 10/06~ WIBM31Q \83,790 750/50

 

初年度登録H23/3に12V誤作動防止リレーキツト一式と共に装着しました。