ヒッチメンバー・トレーラー・カーゴキャリアの販売。取り付けから点検まで安心サポート

新年明けましておめでとうございます。
小生頑固ヒゲオヤジの年頭の嘆きのご挨拶として一言

2008年のリーマンショック起因による世界大恐慌経験しこれ程我々の業界を取り巻く状況が末期的症状を露呈している実情を実感した昨年2010年『H22年』でした。
事実1991年にアメリカドロータイト社製ヒッチメンバーを輸入開始と1996年にオランダブリンク社(現THULE社)製トーバーを日本への輸入販売開始以来2003年(H15)に約500ケ販売実積が最高で2008年(H20)を境に販売数量は右下がりの減少をたどり、昨年2010(H22)は会社設立以来最低・最悪の数字でした。
これ程キャンピングトレーラ(各種トレーラーを含む)の販売台数がまったく伸びずそれに伴い不可欠なヒッチ・トーバーの想像を絶する大幅なる減少の事実は言葉では言い表せません。驚嘆の一言に値します。

色々と原因とそれなりの理由は沢山考えられますが、自分なりの自論にたどり着いた次第です。
今更この年で転職(学校の警備人又は交通整理人)は不可能ですので、一生涯一兵卒として微力ながら前向きに努力邁進する所存です。

1. 日本には北米と欧州と違い、有史以来移動民族でないため、元来農耕民族の故荷馬車(幌馬車)等を利用し事の無い民族だから実際トレーラ文化が日本には存在しない。
2. 欧州の中でもイギリス(大英帝国)ではなんと1907年に既にVARAVAN CLUBが設立。
   1919年初めての牽引可能キャンピングトレーラ登場。
   1950年にイギリスで本格的にWITTER社がトーバー製造販売開始。
   他方アメリカでは第二次世界大戦終了後1946年代にカーゴトレーラ市場に登場した。
   ですから、日本のトレーラー文化は車では彼等に優れているが残念ながら、北米と欧州と比較して最低でも50年位遅れている。
3. 本年2011(H23年)をキャラバントレーラ(各種トレーラ含む)文化の元年・平成維新と定めトレーラ文化普及啓蒙運動・活動に尚一層力を注ぐ。
4. まず手始めに、この狭い国土と遊び心の無い貧しい(貧乏人)日本人になんとトレーラの活用が地球環境に優しいエコ経済にマッチしているかを知らしめる。
5. トレーラ販売が上手くいかない悪い要因として、高速道路の割引不適用の件。当輸入部会長の大森様（リトルハウス社代表）を中心に高速道路にてトレーラを牽引して通行しても一切の割引の適用を受けない不公平（法律違反と他の車両との差別化）を世論にアピールして高速道路会社にこの制度の是正を強く訴える。